mayさんの自転車日記

自転車ツーリングが好きです

ACF クラブラン 旧甲州街道犬目宿と棚頭・和見林道 2013.06.08

久しぶりの日帰りランを荒川さんが企画してくれました。
9時から走り出すというので、5時にがんばって起きました。
準備をしていると、いきなり土砂降り・・
ネットで調べると、我が家の近所だけのようです。
とにかく準備を進めていると、雨が止み、家を出発。

吉祥寺に着いて、自転車をばらし始めていると、セットのうち4mmのアーレンキだけがない!
あわてて近所のローソン100へ行くと、売ってました。
事なきを得、分解していると、お兄さんが声をかけてきました。
聞くと、居酒屋を経営していて、自分でフレームを買って来て自転車を組んで、普段は自転車で通っていて、今日は雨だったのでたまたま電車で帰ってきたら自転車をばらしている人がいた、ということで声をかけてくれました。
ばらしている間、ずっと話し込んでしまいました。
今度、お店に行くと約束して分かれました。




電車は、山歩きの人、ゴルフバッグを持った人などで非常に混んでいました。
しかし、徐々に降りて梁川に着くころにはがらすきになりました。
梁川は一番後ろが出口。たまたま乗った車両が一番後ろでラッキーでした。


足慣らしで、梁川駅から鳥沢駅まで走ります。
鳥沢のコンビニに立ち寄り、補給を行い、甲州街道を再び戻り北へと折れ、犬目宿へと向かいます。

折れてすぐ、勾配がきつい。
最初は皆元気に上っていますが、すぐに押し歩き始めました。


足元を見ると黒い実が落ち、道を黒く染めています。
見上げると桑の実がなっていました。

おいしそう!


道はきつい。 ついつい押してしまいます。


乗ったり、押したりしながら上っていくと、今日のプランナーの荒川さんが立ち止まります。

なにやら細い道が。

ここを行くと石畳が残っているので、行きましょうとのこと。
いままで、何度荒川さんの甘い言葉にだまされたことか・・
しかし、信じてついていくことにします。


山道に入りまもなく、石畳が現れました。


石畳が残っている部分は、ほんのわずかでしたが、江戸時代の道かと思うと、感慨深いものがありました。


石畳の道を抜けると開けたところに。
農作業をしていた人に聞くと、250年ぐらいたつ家だそうです。


甲州街道の案内図です。


犬目宿に到着。

一緒に走った人が、以前来たときにはない新しい建物が建っていて雰囲気がなくなっているといっていましたが、確かに、この石碑がなければ犬目宿とは気づかなかったかもしれません。


新田の裏道を進むと、5万図では行き止まり。
しかし、山道があり先へと進んでみることにします。
すると、座頭ころがしという看板に出くわします。

当時は険しい道だったのと想像できます。


その後も、道は良いものの険しい道が続きます。


矢坪の手前でちょっと開けたところへ。


その先には、ちょっと不気味な看板が・・

それでも先に進みます。


矢坪古戦場跡の看板のところに出ました。

写真の看板には矢坪の古戦場の説明が書かれています。
眼下には、談合坂SAが見えました。


棚頭へ向かう途中で一休み。


棚頭、奥山という二つの集落をすぎるといいよ林道に。

まずは、棚頭林道。


しばらく走ると、和見棚頭林道に。
このあたりは、勾配もきつく、乗ったり下りたり・・


蛇の抜け殻を発見しました。


前回来たときは、このゲートがしまっていたそうです。
冬季は閉鎖中なのかもしれません。
このあたりになると、勾配もゆるくなり乗っていけるようになります。


峠が見えました。
ここで小休止。
後ろの山並みの、へこんだ所が峠です。


花粉の少ない杉のうわさは聞きましたが、実物を見るのは初めてでした。


峠の少し手前で、水場がありました。
峠での食事に備えて水を補給しました。


峠に到着。
切通しの峠で、見通しはよくありません。


峠からは、別の林道が走っています。

ここは通行止めなので、ここで昼食としました。



お腹もふくれ、上野原へと目指して下り始めます。

下ってまもなく、和見の集落にでます。



斜面をうまく利用して畑ができています。



荒川さんの後ろを走っていると、自転車がおかしい。
声をかけて止めよく見ると、リムが振れていました。

ニップル回しを持っていたので、お貸しして応急措置。



上の原に着き、自転車を分解し、最近すっかりおなじみになってしまった、駅前の一福食堂で反省会をして、締めくくりました。

本当に楽しいランでした。