mayさんの自転車日記

自転車ツーリングが好きです

いわき 入遠野ラン 2012.11.10-11

9月22日に、Hirose号3台が集まりいわきを走りましたが、二日目は大雨で入遠野に行くことを断念。
そこでリベンジということで、同じメンバーが集まりました。
前回は初日は宇宙石に上りましたが、今回は水石山、旧49号線の長沢峠を越えて夏井へと向かうかなりハードなコース。標高差は1000mを越えます。夏井の湯沢温泉に一泊し、翌日、入遠野を経ていわきに戻るというコースです。





1日目



 09:00

始発のスーパーひたちは9:17にいわきの駅に到着します。
少し早めにいわきの駅に到着。

待機線にいる新型のスーパーひたちと記念撮影しながら到着を待ちます。



 09:20

列車は定刻に到着。
輪行袋を担いで仲間が降りてきました。

皆が自転車を組んでいる間に、これから走る空を見ると暗雲垂れ込めています。
この辺は日が差しているのに。
天気予報を信じて走ることにします。




 10:00

いわき駅を走り出すとすぐに、夏井川の支流の好間川をわたります。

ふと川を見ると大きな魚がたくさんいるのが見えました。
普段は見たことはない光景です。
よく見ると鮭が産卵していました。
生まれてみる鮭の産卵です。




 10:30

磐越東線赤井駅そばのコンビニで買出しをし、水石山へ向かいます。

前方はるかに水石山が見えます。
標高差700m以上あります。




 10:40

大倉林道に入る手前で、おじさんが立っていました。
聞くとこの先の松ノ木に松食い虫が付いてしまったために伐採するのに、場所がないので道路側に倒すから回り道してほしいとのこと。
しばし雑談してから、迂回しました。




 10:45

大倉の集落は何度来ても良い尾雰囲気です。
すぐに大倉林道へ入ります。

このころからポツリポツリ・・




 11:30

色づいた閼伽井嶽が見えるころにはもう本降りになっていました。

雨具を着ながら必死に上ります。
頂上までもう少しです。




 12:15

大倉林道を抜け、しばらく行くと景色が開けます。
ここまでくれば山頂はもうすぐ。

雨は止む気配はありません。
レーサーに乗った人が降りてきましたが、山頂は雨とのこと。




 12:30

ようやく山頂へ。
山頂は公園になっていて草原が広がっています。

予定通りの時間に到着。




 13:40

雨は止まないので、山頂の展望台の軒下で昼食を取ります。
風もあり、かなり寒いです。
温かい飲み物で暖を取り、三和方面へと下ります。




 13:50

下り始めると、こちらは雨なのに、尾奈浜方面は青空が見えます。
ちょっとうらめしい。




 13:55

大倉林道との分岐あたりに白馬がいました。

放し飼い? 野良馬?

うわさに聞いていましたが、はじめてみることが出来ました。




 14:05

黄葉の中、一気に下ります。
晴れてさえいれば・・ と、つい思ってしまいます。




 15:15

国道に出、旧道を長沢峠に向かって走ります。
これから標高差にして約300mのぼりになります。
雨降山林道の入り口までは急勾配はなく楽に走れます。

さびた国道の看板が旧道ということを思い出させてくれます。




 15:30

新国道の下をくぐったあたりから勾配はきつくなります。

この水場の先から未舗装に。




 15:40

未舗装路になると峠は近いです。




 15:44

ようやく峠に到着。

峠は切りとおしで見晴らしは利きません。
雨宿りできるところもないので、少し休憩して下ります。




 15:50

峠を少し下ると急に開けます。
このあたりは上三坂。

黄葉も見事です。(晴れてさえいれば・・と、つい思ってしまいます)
雨は止む気配がありません。

とにかく宿を目指します。




 16:40

何とか明るいうちに宿に到着。
宿の人が車を出して、自転車のスペースを確保してくれました。

びしょびしょの雨具や衣類などはボイラー室に干してくれました。
親切な宿で助かりました。

夜は量も多くおなか一杯になりました。
9時ごろには布団へ。









2日目




 06:20

6時に有線放送がとてつもなく大きな音で流れ、否が応でも起こされてしまいました。
外を見ると、雨は止んでいるものの霧で真っ白。

天気予報は曇り、夜になり雨。

朝風呂に入りに行きます。




 07:10

朝食前に外を散歩。
手前が今回泊まった新湯。奥が前回泊まった元湯。
どちらも捨てがたい宿です。




 08:10

朝食を追え、乾かしてもらった服を着て出発の用意をします。
若女将と少し話しました。
大震災のとき、温泉のお湯が出なくなったそうです。
家の飲み水も温泉のお湯を使っているので、掘りなおすまでの3ヶ月間、水がなく困ったという話を聞かせてくれました。
ちなみに元湯も新湯も同じ温泉だそうです。




 08:20

夏井駅前の温度計。
6度です。
寒い、寒い。




 08:45

隣駅の小野新町まで走り、コンビニで買出しします。
ここは朝6時から夜9時までが営業時間です。

買出しを追え、夏井へ戻ります。





 09:05

踏切を渡ろうとすると警笛が聞こえます。
一日数本しか走らない、磐越東線を見ることが出来ました。





 09:10

踏切を渡るとすぐに、夏井川を渡ります。

このころになると青空が見え、小野の千本桜の紅葉とあいまりすばらしい眺めを見ることが出来ました。





 09:40


西平から実線道に入るとまもなく良くしまったダートになります。

天気もまずまずで楽しく走ります。





 09:50

道が徐々に怪しくなってきます。
車はあまり走っていないようです。




 09:55

とまもなく、やぶこぎが始まりました。
ぬれた草と、やたらくっつく草があり少し厳しいです。

道を迷ったかと思った瞬間、目印の高圧線が見えほっとしました。





 10:00

ヤブコギが終わると民家に出ました。

反対コースでは入り口がわからないと思います。






 10:10

後沢から蛭久保に向かう道、ふと振り返ると見事な黄葉を見ることが出来ました。





 10:17

蛭久保のピークを越え、根岸へと下ります。





 10:25

写真は、まもなく根岸へと下りきるところです。

なかなか良い道です。





 10:30

根岸の光景です。

なぜかほっとする風景です。




 11:10

水田(みつた)付近の光景です。
ここから馬場平までこのような景色の中を走ります。





 11:24

小休止。
昼食は高房に廃校があるということでそこでとることにしました。





 11:30

時々、もみじがいい色に染まっているところに出くわします。
つい足を止めて写真を撮りたくなります。

気がつけば高房を過ぎています。
廃校には誰も気づきませんでした。
先に行き、場所を探して食事にすることにしました。





 12:00

熊倉の分岐です。

毎度ながら不気味な看板。
とりあえず進むことに。
ここからダートが始まります。





 12:06

気持ちの良いくだり基調のダートです。
若干石が多く走りにくいところがあります。
しかし見事な渓谷美と黄葉が目を楽しませてくれます。





 12:11

ひらけたところで、再び小休止。





 12:23

その先、いよいよ崩れたところがありました。
軽自動車がここまで入ってきていました。
この崩れでは、車は無理です。
がけ崩れがこの程度なら自転車は問題ないなと話しながら先を進みます。




 12:30

橋を渡ってすぐ、大幅ながけ崩れが現れました。
自転車を担いでいけないかと思って見に行きましたが、ものの見事に崩れています。
また足場もゆるく、引き返すことにしました。

この道も、廃道になってしまうのかもしれません。






 13:06


先ほどの通行止めの看板まで戻りました。

「自転車も」と付け足したほうが親切だったかも?





 13:30

遠野トンネルで湯本に向かうことにしました。
分岐からはかなりの急坂でした。しかしすぐにトンネルに到着。

一気に御斉所街道まで下ります。ところどころ8%勾配の看板が見えましたがあっという間に後ろに流れていきます。
以前この坂を必死に登ったことを思い出しました。

御斉所街道にでてローソンで休憩。
まだ食事はとっていませんが、軽くカロリー補給して湯本まで走ることにしました。



その後は、交通量の多い御斉所街道を湯本駅を目指してひた走り。
15:15に湯本に到着。

ここで自転車をばらし数少ない、湯本駅前に開いている店の「おかめ」という居酒屋さんで、遅い昼食として、目光とかつおをたべ乾杯しました。




 









次回は、このメンバーで伊豆を走ることとしました。

松井さん、後藤さん

お疲れ様でした。

ところで、雨男はだれなんでしょう・・・