雨上がりの山中湖と富士山
今年も、忘年会のシーズンになりました。
昨年に引き続き、気のあった仲間に声をかけ、大好きな日野出屋さんで忘年会をすることにしました。
例によって、大久保さんに予約の労をお願いしました。
初参加のメンバーを含め12人が集まり、大層盛り上がりました。
1日目
初日の天気予報は、降水確率50%。
いわきに引き続き、松井・後藤・西川の3人が集まると雨になるね〜と、ホリデー快速の中で話します。
直通電車は、定刻通りに到着。
富士吉田駅は、富士山駅に。
車内放送も、「次は、富士山。 富士山に到着します。」
ちょっと不思議な感じです。
駅で自転車を組立、地下のスーパーで昼食の買い出しをし、11時頃走り出します。
今のところ、天気はなんとか持っています。
鳥居地峠のアプローチに入る頃には、前方に青空が見えています。
とっつきは急な坂でしたが、途中からはのんびりと登ることができます。
しかし、なんだか冷たいものがポツポツ・・
新広瀬号。2回目の登場です。 たくさんの防寒具と二日分の食料を持ってきているので、かなりの荷物です。
この5分後には、峠に到着します。
鳥居地峠は、以前来た時より、かなり雰囲気が違い、広くなっていました。
上空には青空が見えています。
道端で円陣を組み、昼食にします。
途中小雨になりましたが、気にせずに、食事を続けました。
食事しだしてからまもなく、車組の3人が到着。
一緒に食事を始めました。
写真を探したら出てきました。1997年の8月に登っていました。
15年ぶりの鳥居地峠でした。
同じ場所で食事していました。
食事をしていよいよ下ります。
その前に記念撮影。
道路においてあった看板をお借りしました。
(撮影の時にお借りした看板は、撮影後、元あったところに戻しました。)
車組のツーリング初心者の女性の自転車をおろし、一緒に下ります。
忍野まではあっという間。
ここから山中湖へはゆるい上り坂が続きます。
じわじわと足に来ます。
山中湖にある山中湖ハム。
ソーセージやハムが美味しいです。
中でもB級グルメ御用達のアブラハムは絶品!? とにかく安い。
また富士山ハンバーグも侮れません。
ハム、ソーセージなどを調達し、山中湖半の道を山伏峠に向かいます。
この頃になると風が強く、山中湖の湖水も大荒れ。波しぶきが飛んできます。
飛来してきている白鳥や鴨は、それでも波に逆らって泳いでいます。
富士山は・・・雲に覆われ全く見えません。
走りながら、ふと後ろを振り返ると、雲の切れ間から大きな富士山が見えました!
しかし、よくよく見るといつもの富士山ではありません。
表面を雲に覆われた富士山。
何度も来ていますが、まるで雲でできたような富士山は、初めて見ました。
今回の発見。
山中湖のサイクリングロードは、ママの森のあたりで切れていて、嫌な坂を登らなければならなかったのですが、今回、行くといつもあった通行止めの看板がなく、おそるおそる先へ行ってみると、新しい道が出来ていました。車に追い立てられるように坂を登らなければならなかったのですが、とても助かります!
写真ではわかりづらいのですが、道の先には小さな虹も出ていました。
山伏峠のアプローチです。
夏場は車が多くて嫌になるのですが、シーズンオフのためかほとんど車が来ません。
淡々と登っていきます。
初心者、結構早い!
山伏峠に到着。
一息ついて、防寒具を着込み、道志までの長い下りに備えます。
明るいうちに日野出屋さんに到着できました。
2階の窓から撮った道志街道の写真です。
仕込み中の、イワナの塩焼き。
新聞で巻くことで旨みがギュッとつまります。
骨まで食べられます。
18時になりました。
やっと食事が始まります。
実は、待てきれず5時からビールを飲みだしていました。
孫娘の登場。毎回私たちを楽しませてくれます。
彼女のお母さんが生まれる以前から通っているので、つい時代を感じてしまいます。
初めてここに泊まったのは、1970年代後半だったと思います。
骨酒の登場です。
いよいよ宴は盛り上がります。
このあと、場所を移動し、11時半まで宴は続きました。
昔は、2時3時まで語り合っていたのですが、流石に歳??
2日目
いつものほうば味噌の朝食。
いつもと違ったのは、お替りしなかったこと。
初日、飛ばしすぎでした。
それでも、2杯ご飯を食べました。(いつもは3杯は食べます)
9時すぎ。宿に別れを告げ、厳道峠へ。
道志街道から巌道峠へ折れると、すぐに急な上りが待っています。
素直に押して歩きます。
途中は休み休み。
休んでは、おしゃべり。
皆、話題に事欠きません。
峠に近づくにつれ、林の合間に富士山が見えてきます。
富士山を口実に小休止。
厳道峠に到着。
富士山がくっきり見えます。
しかも空は真っ青。雲一つない。
富士山を見ながら、ちょっと早い昼食。
とはいえ、みなお腹いっぱいなので食べられません。
それでも、徐々に食事の準備を始めます。
結局、2時間ぐらい富士山を見ながら歓談していました。
ALPSの萩原慎一・浩親子と日野出屋さんにとまり巌道峠に行ったときのものです。
同じ場所で昼食していました。
なんと、今年の2月に厳道峠でお会いした、inter8さんに再びお会いしました!
奇遇としか言えません。
相変わらず、自分の信じる道をまっすぐ進まれていて、感銘しました。
INTER8さんが、BLOGに反対視点でこの日の出会いのことを書かれています。
まだまだ色々とお話したかったのですが、inter8さんに別れを告げ下ることにしました。
次にどこでお会いできるか、楽しみです。
ところで、写真からも急な坂だとわかりますね。
南に降りるという相川チャンを見送り、上野原まで長い下りを下ります。
一気に下るのはもったいないので、事あるごとに休憩を入れます。
初めてにしては、なかなかですよ!
走り始めようとしたら、キラリと光るマウンテンバイクが。
ケルビムの24インチのMTB。
ここにもこだわりの人が現れました。
安寺沢ぞいの道はいつ来ても楽しいです。
一気に下るのは本当にもったいない。
秋山からは秋山トンネル、今年出来た新観音トンネルを抜けるとあっという間に上野原に到着。
以前はいくつも丘を越えなければならなかったのに、ものすごく楽になりました。
上野原駅で解散し、有志で反省会。それでも、食べ過ぎのせいか、1時間ほどで切り上げ車中の人になりました。 となりで飲んでいた二人組は、ハイキングの下見に来ていたようで、20人ぐらいの予約を入れてました。ハイカー御用達のお店です。
今年も、無事に忘年会を終えることができました。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。
また、残念ながら参加できなかった皆様も、来年もきっと企画しますので、是非とも参加ください。
来年こそ犬越路行きます!?