いつもは、中軽井沢から峰の茶屋まで走って行くのですが、標高差も400m以上ある上、交通量も多く面白くない。
調べると、軽井沢から草津方面にバスが出ているのが分かり、今回はバスで峯の茶屋まで行くことにしました。
早朝の軽井沢は、18度しかありません。バス停のある軽井沢駅に向かいます。
7:00のバスにのりました。
運転手も以前自転車をやっていたということで話が弾みます。
30分ほどで峰の茶屋に到着。
860円でした。
自転車を組み立てて走り始めます。
下り始めてすぐに、メロディーラインというところがあります。
残念ながら自転車ではメロディーを聴くことはできませんが、車が「おお牧場は緑」とメロディーを奏でながら抜いて行くのを聞くとちょっと不思議な感じがします。
北軽井沢のコンビニで休憩を兼ねて昼食の補給します。
以前はセーブオンというローカルのコンビにだけだったのですが、となりにセブンイレブンができていました。
ここを左折し、県道235号に入り、さらに嬬恋ゴルフ場を左折し、広域農道「パノラマライン」に入ります。
パノラマラインは、キャベツ畑の中を走っているので、日陰もなく真夏に走るには向いていない道です。
しかし、浅間や白根などを眺めながら走ることができます。
この日はかすんでいたのではっきり見えなかったのが残念です。
パノラマラインで唯一の自動販売機のある売店。
ここで、水分補給しました。
ようやく車坂峠への分岐に到着。
残り12km、標高にして約800mののぼりの始まりです。
なお、このうち6.6kmが砂利道になります。
分岐からしばらく日陰を走りますが、傾斜はきつめです。
キャベツ畑になると容赦なく陽が照り付けてきます。
分岐から約30分走ると、砂利道が現れます。
勾配はさほどでもないのですが、今日の自転車は、1・1/8インチのスリックタイヤ。
バラスが多く全くグリップしません。
仕方ないので、バラスの多いところは押して歩くことになりました。
私のせいでペースが急に落ちました。
標高約1500mのところで橋がありますが、その手前に水場があります。
ここの水は冷たくて気持ちがよいです。
もちろん、10分ほど休憩しました。
休憩後も砂利道を押したり、押したり、乗ったり、押したりしながら進んでいきます。
押しているおかげで、周りを見る余裕があります。
いろいろな蝶が飛んでいます。
アサギマダラが綺麗でした。
約2時間の悪戦苦闘でやっと舗装路に。
道幅も広くなり、立派な道が続きます。
ようやく到着しました。1973mの車坂峠。
お盆とあって多くの人がいて、頂上の駐車場からも車があふれています。
それを横目にベンチで昼食にします。
ベンチのあるお店がこのところ閉まっています。
隣のホテルで聞いたら、主人が体調を崩しているとのこと。
早くよくなってもらいたいものです。
約1時間休憩をとり、いよいよダウンヒルです。
下りだしてすぐに10%勾配の看板が見えます。
道幅も広く思い切りスピードに乗って下って行きます。
標高差約1000mの豪快なダウンヒルです。
途中車を抜いてしまったような・・・
楽しみは約20分ほど続きました。
ここから1000m林道に入ります。
走り出してすぐ景色の開けたところがあり、気持ちよく走れます。
緩いアップダウンなのでのんびり走るにはよい道です。
1000m林道も終わろうというところで、オレンジ色の服を着た人がはしごに登ってなにやら作業をしていました。
スズメバチの巣を取っていました。
家の主いわく、朝庭でコーヒー飲んでいて気づいたそうです。1年ぐらいでこんなに大きくなるといわれたそうです。
このコースは軽井沢周回するコースのうちもっともダイナミックなコースになります。
いつも気が萎える峰の茶屋までをバスで行けるということが分かり、またシーズンと自転車を変えてチャレンジしたいと思います。