mayさんの自転車日記

自転車ツーリングが好きです

2015.10.03 ACF会津ラン(1日目)

会津に住む栗原さんが、ACFのメンバーのためにコースを設定してくれました。
最近では珍しく11人も集まることができました。
2名は、仕事の関係で直接宿で合流とのことで、駅集合は9人とのことです。

9時少し前に「やまびこ」で郡山に到着。すでに、栗原さんはじめ何人かのメンバーがいました。
同じ電車に乗っていた5人は、大急ぎで自転車を組み立て、御霊櫃峠を目指します。




しばらくは郡山市街地の車どおりの激しい道を走りますが、東北自動車道をくぐると景色は一変します。
稲刈り前のたわわに実った稲が金色に輝いています。

遠くに猪苗代湖の外輪山を見ながら走ります。
しかしながら、この日は爆弾低気圧の影響で、非常に強い西風とゆるい上り坂のためなかなか進みません。




「御霊櫃」と書かれた標識が見えてきました。




ようやく御霊櫃峠への分岐に到着。大きな標識があるので間違えません。




傍らにあった古い標識です。ほとんど消えかかっています。

入り口は、10%はあろうかという勾配です。
しかし、木々のおかげで風はほとんど感じないので、乗っていきます。




紅葉は、もう少し。




勾配もきついところと緩やかなところが交互に現れるおかげで、何とか乗っていくことができます。




開けたところに出ました。




正面の低くなっているところを、よくよく見ると、なんとかアンテナが見えます。
栗原さんによるとそこが頂上だそうです。 もうひとがんばりです。





峠直下から、道が巻き始めます。
最初のコーナーが少し広くなっていて、第1グループのメンバーが食事をはじめていました。
時計を見ると、12時少し前。私は、どうしても峠までガマンしたいので、先に行くことにしました。




皆と別れ、約40分、必至にこいで峠に到着。
峠は吹きさらしで、食事をする場所がありません。
仕方なく、少し戻り、道端で食事をすることにしました。


食事をしていると次々に登って来ました。
皆そろったところで記念撮影。風が強いので、セルフタイマーで撮っているカメラが倒れないか心配です。




峠を少し下ったところで猪苗代湖が見えてきました。 楽しい舗装の下り道を一気に駆け下ります。




下に下りてくると、一面の蕎麦畑の向こうに、磐梯山が見えてきました。
その後、湖畔に出ると、どうも乗り心地が悪い。
リアのタイヤを見たら、パンクしていました。
仲間にはやし立てられながらも、チューブ交換。
パンクしたところは、通常穴のあかない、リム側の真ん中。
チューブが不良品だったのかもしれません。




逆風にもめげず猪苗代の東岸を北上します。
写真でも分かるように波頭が立っていました。風の強さが分かると思います。




湖が輝いていたので、松井さんとのんびり写真を撮りながら走ります。
みんなはどんどん先に行ってしまいます。




途中、気になる自転車がおいてありました。
オーナーは見当たらなかったのですが、ソロのキャンピングでしょうか。




国道を嫌い、磐越西線に沿って走ります。 磐梯山がずっと見守ってくれています。




川桁の駅に立ち寄ります。
栗原さんが子供のときは、軽便鉄道は残っていて、ハイキングに使ったそうです。
石碑によると昭和43年に廃線となったそうです。




黄金色に輝く稲、時々、蕎麦畑の中を宿へと走ります。
宿は、田んぼのかなに忽然と現れます。防風林に囲まれた1件宿、西ノ沢温泉たなべの湯です。
小学3年生の娘さんに案内してもらい、裏の小屋に自転車を置かせてもらうことができました。




今回クラブランに参加の荒川さんと山口さんの共通のお知り合いの方が、3年前に急にお亡くなりになられ、その人のご実家とお墓が、たまたまですが、今回の宿から2kmほどのところにあります。私も一度お会いしたことがある方です。お二人が、お墓参りに行くとのことでしたので、ご同行させていただきました。
お線香を上げ、ご実家でお父様にご挨拶して、夕暮れのなか、宿へと戻りました。




宿に戻り、一風呂浴び、いよいよ食事。土地のものを中心とした肴が並びます。
馬刺しが、地酒が美味しかったです。
部屋に戻りいつもの自転車談義。そして、ラグビー世界選手権。前半を20対0で折り返したあたりで記憶が飛んでしまいました。