急に蒸し暑くなってしまったので、涼を求めに大楢峠に行くことにしました。
立川から奥多摩直通は少なく、数少ない直通電車を待ちます。
立川からも4両編成で、並んでいた所は止まらないことが構内放送で分かり、大慌てで乗車口に移動しました。
梅雨シーズンですが、梅雨の晴れ間ということもあり、多くのハイカーが乗ってきます。
半分が、御岳山で下車、そのほかも電車が進むごとにポツリポツリと降りていきます。
奥多摩駅に到着し、自転車を組み立てます。
今回は、ほとんど自転車はいませんでした。
ハイカーの人たちは、TAXIやバスに乗って登山口へと目指していきました。
駅前のバス乗り場の風景は、昔のままです。
さて、駅前の道をまっすぐと走っていきます。
氷川キャンプ場にキャンピングの自転車を何台も見かけました。
真新しい通りを進んでいくと、左手に城山トンネルが見えてきます。
ここで、「アメリカキャンプ村」の矢印の通り細い道へと入っていきます。
アメリカキャンプ村は大変にぎわっていました。ここを通り過ぎると、静かな道へと変わります。
狙い通り、渓谷から爽やかな風が吹いてきます。
林道沿いには小さな滝がいくつもあり、涼しい音を立てています。
突然、なかなか見ることができない、イワフジ製の林業用の索道を運転するエンジンが現れました。
梅沢園地に到着しました。 今日は、6〜7台の車が止まっています。この上の滝を見に行く人たちでしょうか。
林道はこの先からダートになったという記憶があります。 一息入れて、登っていきます。
小さなわさび田が見えてきます。 しっかり手入れされています。
道は、舗装が進んでいました。 しばらく進むと、ダートになります。
林道は峠の600mほど手前で、大楢林道へと変わります。
大楢林道をのんびり押し歩きました。
大楢峠に到着しました。
真っ先に目に飛び込んだのが、倒れてしまった峠の大楢。
この大楢ですが、樹齢500年ほどのコナラの木です。
ここにはじめてきたのは、1993年です。その後も何度か訪れ、楽しませてくれた大楢の樹。
2年前に来たときは、すでにひびが入っていて、倒れるのは時間の問題という状況でしたが、いざ目の当たりにするとショックです。
さて、峠でランチをしてから、奥多摩へと下ります。
鳩ノ巣への下りもよいのですが、長く担ぎもあるので、雨がポツリポツリと落ちてきたこともあり、短い奥多摩への道を選びました。
最初のうちは乗れます。
城山との分岐を過ぎると、道はかなり急になります。
乗ったり、押したりすると、急に開けたところに出ます。
奥多摩墓地の横です。 ここから舗装路になります。
結構急な下り坂です。 梅沢の集落を通り過ぎていきます。
下りきると、城山トンネルに出ます。 先ほどここを右に行ったわけです。
雨も心配なので、2kmほどの城山トンネルを抜けて沢井へと向かいます。
古里のコンビニで休憩しました。
朝に見かけたと思われるキャンピングの集団。 Tシャツには「ワンダーサイクル」と書かれていましたので、声をかけてみました。案の定、早稲田大学の学生で、進入部員が入ったので、キャンピングの練習に氷川キャンプ場に泊まったとのこと。
学生時代を思い出しました。
再び雨がポツリポツリと来たので、先を急ぎました。
沢井駅で自転車を袋に入れ、澤乃井園の庭で、豆腐とおからをつまみに反省会をしました。
天気は何とか持ってくれました。
ありしの大楢
2014年7月の大楢
1993年7月の大楢 (ニューサイクリングに載った写真です)