赤鬼亭さん主催の上高地。
上高地は自転車は走れないので、今回は、自転車を持たない自転車仲間の集まりです。
自転車がないと勝手がわからず、準備におろおろしてしまいました。
1日目 − 10月28日(金)
東京を7時半に出発。渋滞にも合わず、松本で高速を降り、昼食場所を探します。
最初に行った蕎麦屋さんは、なんと社員研修で臨時休業。
うろうろしてようやくおそばにありつけました。
とにかく赤鬼亭さんのアドバイスに従い、沢渡第2駐車場に車を置きTAXIで上高地バスターミナルへ。
この時、せっかく持ってきたトレッキングシューズやステッキを車に忘れたことに気づきましたが、後の祭り。
バスターミナルに着くと本降りになってきました。
バスターミナルから、今日のお宿、上高地公園活動ステーションへは約1km。
雨の中を歩いていきます。
雨に煙る河童橋。今日は平日でもあり、ほとんど人がいませんでした。
結局3時過ぎに活動ステーションに着き、先についていた赤鬼亭さん他と合流。
荷物を解き、3階の焚火の間に集まり、早々に宴会が始まりました。
食事後も、宴会は続きます。
11時ごろお開きになり、ベッドへ。 雨音を聴きながら眠りへとつきました。
2日目 − 10月29日(土)
5時過ぎに起床。 雨はかなり小降りになっています。
黒澤君と二人で上高地温泉ホテルまで歩いていき、コーヒーを沸かして夜明けを待ちました。
夜が明けるころには雨もやみます。六百山を見ながらコーヒーを飲みます。
明るくなってくると、黄葉がきれいに見えてきました。
ほかの面々も散歩に出てきます。
後で聞いたら、我々が戻った後、熊が川を渡っているのを目撃したとか・・
さて、朝食後、徳本峠に上る組と徳沢までトレッキング組に分かれます。
私は、明日の天気に期待して徳本峠は明日にし、徳沢を目指すことにしました。
渡辺さんが今日の午後に着くバスで来るというのも理由です。
明神まで1時間ほど。そのあとさらに1時間ほどで徳沢に到着。
元牧場ということもあり、広々としていました。
その中に赤い葉をつけた木が2本。 まゆみの木でした。
徳沢のロッジでコーヒーを沸かし、チーズケーキをいただきました。
梓川沿いの黄葉を見ながら明神へ戻ります。
嘉門次小屋で徳本峠組と東京からくる組を待ちます。
だんだん気温が下がってきて、最初はビールでしたが日本酒へと切り替えました。
ようやくそろい、しばらく飲み食いして、活動ステーションへと戻ります。
そして、すぐに例の場所に集まり、気が付けば12時になっていました。
3日目 − 10月30日(日)
天気に期待し、5時前に起床し、大正池を目指しました。
田代池に着くころには明るくなり、穂高連峰が顔を出しました。
昨日は雲の中でしたから、ようやく拝むことができました。
大正池に到着。しばらくは静かでしたが、夜行バスが着いたようで急ににぎやかに。
アジア系の人が多く現れました。
7時の朝ごはんに間に合うように、慌てて活動ステーションを目指しました。
日もだんだん高くなり、山の上のほうに日が当たり、きれいでした。
この時、渡辺さんのお友達は前穂高を目指して上っていたそうです。
朝食後、自由解散になりました。
昨日徳本峠に行ったグループは、徳沢へ。
私は渡辺さんと二人で徳本峠を目指します。
明神へ向かう途中の景色も昨日と違って輝いています。
明神から徳本峠への道が始まります。
黄葉がきれいです。
道は最初は車も走れるぐらい広いのですが、だんだん狭く、そして急になっていきました。
8か月ぶりぐらいにトレッキングする渡辺さんは、マイペースで上っています。
私は、景色を見ながら休み休み上ります。
歩き始めて3時間半ほどで徳本峠に到着しました。
小屋は28日に閉じたとのこと。この日は、冬支度をしていました。
峠から少し上がったところに見晴らし台があり、明神や穂高がよく見えました。
峠に戻り、お昼を食べて、降り始めます。
途中の川ではイワナをたくさん見ることができました。
活動ステーションに荷物を取りに戻り、あいさつし、いよいよ帰路につきます。
河童橋も人があふれています。
丁度そのとき、上空を飛行機が飛んでいきました。
エンジンが4発なので、海外に向かうA340かなぁなんて、しみじみしてしまいました。
TAXI乗り場に着いたら、並んでいます。もう少し早く出たほうが良かったかもしれません。
とはいえ、中央高速の渋滞を考えたら、遅いほうがましという判断しました。
松本で、おととい行けなかった蕎麦屋さんに入り、おそばを食べて、休み休み帰りました。
案の定さほどひどい渋滞には合わずに帰ることができました。
今度は新緑の上高地を計画したいと思います。