今年も毎年恒例の篠山お花見ランがやってきました。
金曜の夜、法善寺横丁で旧友と久しぶりに会うので一日早く大阪入りしました。
早めに道頓堀へ行き散歩しようと思ったのですが、インバウンドの人が多く、早めにお店に行きました。
もう一人が来ていたので、早めにスタートし、長い夜が始まりました。
9時に蛍池で合流し、車で篠山へ移動します。
雨にもかかわらず、篠山への道では、自転車乗りがたくさん走っていました。
我々以外にも、酔狂な人がいると思ったのですが、そういえば、今日は篠山周回ブルべが行われるとのことでしたので、参加している人たちのようです。
ささやま荘の駐車場で自転車を組み立てます。
このころになると雨もやみました。
輪行組とも合流、走り始めます。
城下町を通り、スーパーを目指します。
スーパーで買い出しし、いつものように垂水を目指し、東へと走ります。
なるべく車の通らない裏道を走ります。
道端には土筆が出てきました。もっとたくさん出てきたら摘んでおひたしにするところです。
篠山川の桜の土手を走っていると、グラウンドで練習をしている高校生の野球部の全員から元気な声で挨拶されました。
車塚から垂水を抜けるところにある小いさな峠で小休止します。
そして福井まで下ると、桜は全く咲いていません。
予定ではここで食事でしたが、桜が咲いていないので食事することは断念、どこにで食べるかを相談します。
みくまりダムで食べる案、藤坂峠で食べてオオタワ峠を越える案の２案がありましたが、ハードなオオタワ峠案が採用されました。
実は、私が行ったことがないルートを主張したという説もあります。
藤坂峠の少し手前の広いところで昼食をとりました。
皆思い思いのランチを作っています。
私は、こてちゃんともやしの炒め物を作りました。
これは、かなりおいしかったので、またやりそうです。
食事していると、黒いロードレーサーが上っていきました。
と思ったら、また引き返してきました。
彼は、篠山在住のＴさんでした。
その後、あまりに古い我々の自転車に感銘を受けたのか、結局、一緒に篠山まで走ることになりました。
見たこともない、鉄の塊のような変速機（Huret Arvit)や、ミニベロ、もとより全員泥除け付き。
藤坂峠を上り、川阪へと下り、いよいよオオタワ峠を目指します。
オオタワ峠へののぼりは、きつい坂が続きます。
私は、休み休み上っていきます。
この間の三国峠の１８％を上ったというのが自信につながってる。
・・・と、言い聞かせて頑張りました。
しかし、先に行った地元のＴさんが、峠について、また下ってき、そのまま通り過ぎていきました。
何とか、押さずに峠に到着。前回ここに来たのは、1998年9月のこと。
その時は南から登り、ピストンで戻ったので、北側を走ったのは初めてでした。
地元のTさんは、何度か往復し、皆を引っ張ってくれました。感謝！
そうして皆が揃い、緋毛氈が登場し、お茶会が始まりました。
おいしいお茶とお菓子をいただき、下ります。
すると、ぽつりぽつりと降り出しました。
天気予報が的中です。途中でＴさんと別れ、我々は大慌てで、ささやま荘に戻りました。
宿に着き、ほっと一息。 宿の窓から満開の桜を望みます。
天気予報は、雨は、10時ごろには上がるとのこと。
期待するのみです。
夜は激しく雨が降っていました。
朝起きると、鶯の声が聞こえますが、まだ雨は降っていました。
9時ごろになると、雨も小降りになり、走り始めます。
今日はのんびりの花見ランです。
昨日と同じスーパーで昼を買い出しし、篠山川沿いを下っていきます。
ここは毎年来るところですが、花見をしている人にほとんど会いません。
見事な桜のトンネルの中を走っていきます。
舞鶴自動車道をくぐり、今度は宮田川を上っていきます。
黒田の橋で、見事な桜を見ていると、やんぼーさんが合流しました。
やんぼーさんとは、以前は関西方面で一緒に走っていましたが、このところ疎遠になっていました。
久しぶりに一緒に走れて、うれしかったです。
やんぼーさんの愛車は2年前にオーダーしたブルべ仕様のＴＯＥＩでした。
11時のお茶にしました。
またまた緋毛氈の登場です。
お茶の後、黒豆の館でトイレを借り、来た道を引き前します。
篠山川まで戻ると、河原を走る動物が見えました。
長いしっぽ、そのしっぽの先が真っ白な狐です！
猪が目印の渡瀬橋で篠山川の対岸に渡り、川沿いに走っていきます。
ランチスポットに到着しました。
このところ、2日目はここでランチタイムとしています。
今日のランチは、夕べ食べられなかったてんぷらをレトルトのけんちん汁に投入してみました。
そして残った汁に、非常食に持っていたおにぎりを入れ雑炊としました。
味噌煮込み天ぷら。 意外と美味でした。
雨には降られずに、無事にささやま荘に戻りました。
楽しい二日間でした。
また来年も来ることを約束してそれぞれの帰路につきました。
