mayさんの自転車日記

自転車ツーリングが好きです

2017.11.25-27 WFR京都紅葉ラン

毎年恒例の関西紅葉サイクリング。
今年は、いつもの篠山ではなく、京都へ。





1日目 (日吉〜持越峠〜貞任峠〜日吉ダム〜日吉山の家)


朝4時半起床。最寄り駅で袋に詰め、東京で新幹線に乗り、京都へと向かいます。
天気が良く、新幹線の窓からは、富士山がくっきりと見えました。




さて、京都に到着し、山陰線に乗り換えます。
紅葉時期なので、嵯峨嵐山に止まる普通電車は超満員。
ほとんどが海外から来られた方。

昨年は保津峡まで各駅停車で行ったので、この電車に乗ることを余儀なくされましたが、今回は、特急にしたのでゆっくり座っていくことができました。




園部で降り、自転車を組み立て、待ち合わせ場所の道の駅「スプリング日吉」へと約10kmほどの道のりを走ります。
11時ごろ到着し、先に来ていたメンバー3人と合流。
まずは持越峠を目指します。


なぜかくまモンが出迎えてくれます。




分岐で立ち止まり地図で確認中、ふとミラーを見たら、奇跡的に全員が写っていました。
で、記念撮影。




関東ではめったに見られなくなった、藁ぶき屋根の家を見ながら峠へ。




道はだんだん細くなり、勾配もきつくなりますが、舗装された道が続きます。




峠に到着。
見通しも良くないので、桂川の河原の陽だまりで食事にすることにして下ります。



河原で、思い思いの食材でランチ。
桐田さんが、道の駅で買ってきた今日のメイン「納豆餅」
納豆餅が関西にあること自体が驚きでしたが、柔らかくてそのまま食べられるのかと思ったら無理でした。
焼いて食べたらそれなりにおいしかったです。




食事を終え、次は阿部貞任ゆかりの貞任峠を目指します。
山道もあるのですが、林道を進みます。



1時間半ほどで、林道の貞任峠に到着。



少し下ると、旧貞任峠への入口があり、自転車を置いて歩いていきます。
ほんの数分で着きました。 小さな祠がありました。




さらに下ると、急に開けたところに出ました。
天気も良いし、ティータイムにします。
緋毛氈を広げ、二人の大先輩からのお抹茶と煎茶のおもてなし。
茶菓子としておいしい羊羹も頂きました。




日吉ダムを経て、道の駅へ。
さらに、日吉山の家へと向かいます。
途中、酒屋さんがあったので、寝酒用に地酒を買おうと思って入りました。
中には、おばあさんがこたつで寝ていました。
やっと起きたかと思ったら、家の人が買い物に行っているので、と言っているようです。
結局あきらめて、宿へと向かいました。




夕食は、宿の地酒で乾杯し、狩猟が解禁したばかりでしたのでぼたん鍋をおいしくいただきました。





2日目 (日吉山の家〜海老坂〜原峠〜美山)


朝食まえに宿の周りを散歩。
霜が降りていて、楓やナンテンの赤い葉が白くふちどりされていました。





今日のメインイベント、海老坂を目指します。
途中、やかんのなる木を発見。
もう取れませんね、このやかん。




海老谷林道の分岐を通り過ぎ、玉岩地蔵尊へ。
途中からかなりきつい道で押していくしかありません。
何とか到着し休憩します。




橋本さんが、海老坂の様子を見に行きますが、倒木があり無理と判断。
林道で行くことにしました。




分岐まで戻り、林道を走ります。




道は、舗装になったり砂利道になったり。
さらには、アップダウンを繰り返します。






このゲートの先には分岐があります。
右へ進むと、海老坂峠の北側に出ます。



しばらく行き、海老坂旧道への標識がありました。
自転車尾を置いて歩いて峠に行きます。倒木があり、一苦労です。
峠には小さな祠があり、少し高いところに、塔が建っていました。




その後、ランチの場所を探しながら走ります。
陽だまりを見つけました。
またまた緋毛氈の登場です。




アップダウンを繰り返した林道もいよいよ終わります。
このゲートの先に原峠があります。




原峠に到着しました。




日吉方面へ向かう仲間と別れ、私は美山へと向かいます。




美山へと下る道は枝葉がたくさん落ちていて気を使います。
と、がけ崩れに遭遇します。自転車だったので、何とか、クリアすることができました。
その後は、がけ崩れなどもなく、宿へと向かいました。丁度3時に到着。
すぐ風呂に入り、6時のご飯を待ちながらうとうと・・・




食事しながら、宿の主人と話していたら、自転車で来ていることを知っていたので、自転車の話になりました。
自転車のレースを企画したりしているそうです。
BQのヤン・ハイネさんを知っているかと聞かれました。ここでBQの原稿書きをしたことがあるとのことでした。




3日目 (美山〜佐々里峠〜芹生峠〜京都)


天気予報は晴れなのに、朝起きたら霧で真っ白。
しかし出発するころには、ようやく霧が晴れてきました。
天気は曇り。




蓮如の滝で記念撮影。




怪しげな家が見えてきました。
覗いていると、ご主人が現れ、自転車を見せてもらい、しばしの自転車談議。
ご主人も、ランドナーがここを走るのはめったにないので、珍しいなと思って出てきたそうです。




かやぶきの里に到着。
平日なのに、多くの観光客(とくにインバウンドの方々)でにぎわっていました。




その後は、佐々里峠を目指し、長いアプローチを走っていきます。




峠のアプローチの最後が思ったより長くきつかったのですが、ようやく到着。
丁度お昼でした。




お昼を食べ、京北へと下っていきます。




炭焼きをしていたり




謎のオブジェ(?)があったり




そして、いよいよ芹生峠へのアプローチが始まります。




道は、せっかく上ったのに下りが待っていました。そのうえ、下ったあとは必ずきつい上りが待っているということを繰り返して高度を稼いでいきます。


しばらく行くと、郵便配達のバイクが追い抜いていき、またすぐに戻ってきました。
ということは芹生の集落がすぐ近いということ。
勇気を得て上ります。
到着した芹生の集落は、ほとんどが空き家でした。




その後、10分ほどで峠に到着しました。
意外ときつかった。
以前に来たことがあるはずなのですが、まったく違う峠の気がしました。



貴船への下りは、きつくまた舗装も荒れていました。
それでも何とか、貴船に到着。
しかし、人と車であふれていました。




その後、賀茂川沿いに走りますが、日没との闘い。
ひたすら京都駅を目指します。



明るいうちにはつけませんでしたが、五時過ぎに到着。
長い一日が終わりました。
自転車をばらして、駅弁を買って新幹線に乗りました。