mayさんの自転車日記

自転車ツーリングが好きです

2019.08.24-25 信州峠・木賊峠

真夏のサイクリング。
なるべく下りがメインとなるような企画を考えました。
野辺山駅をスタートし、信州峠を上り、増冨ラジウム温泉
翌日は木賊峠を越えて甲府へ下ります。


一日目

満員のあずさを降り、小淵沢小海線に乗り換えるも、小海線もかなりの乗車率。
やっとのことで、野辺山駅に到着すると、前泊した伊東さんが待っていました。
早速自転車を組み立てて、近所のコンビニで2日分の昼食を買います。

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野辺山駅

川上の信州峠との分岐までは気持ちよく下りますが、車やトラクターが走り、砂ぼこりを舞い上げていきます。
目に入り涙が出ます。
そして信州峠への道に入りいよいよ登りが始まります。

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ラクターと走る

しばらく行くとまっすぐ続く登り坂が見え、心が少し砕けます。
キャベツとそばの花を見ながら上ります。

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信州峠の上り

信州峠に到着します。
初めて来たのが今から45年ぐらい前。砂利道でしたが、立派な道になっています。
レーサーの一団が上ってきました。

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信州峠

峠でお昼をたべ、下ります。
少し下ったところで、展望が開けます。

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ビュースポット1

さらに下り、黒森に近づくと、瑞垣山が見えてきます。

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ビュースポット2

黒森鉱泉に泊まったことがあります。真っ黒のなお湯にびっくりさせられました。
ずいぶん昔に、閉鎖されたと聞きます。
看板は残っていました。

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黒森鉱泉の看板

塩川ダムまで下り、ソフトクリームを食べてから、増冨に登りなおします。

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塩川ダム

車は通行止めの道を走り増冨ラジウム温泉に到着しました。
今日の宿はもう少し上にあります。

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増富の入口

栃尾又温泉に泊まってからというもの、ラジウム温泉はぬるいというイメージがあります。
ここのお風呂は、沸かしているとはいえ、30度ぐらいしかなく、プールに入っているような感じです。
水風呂好きの私にはとてもうれしかったですが、他のメンバーには不評でした。

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湯船

宿は夕食を作っていないというので、近所の食堂へ。
食堂も6時に閉まるということで、大忙し。最も事前に行っておけば7時ごろまでは開けてくれるそうです。

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食堂のメニュー

食堂の売店でワインを買い、部屋に戻り2次会をしました。11時には就寝しました。



1993年3月に黒森鉱泉一泊ランの時の写真です。
当時はまだ塩川ダムが建設中でした。

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建設中の塩川ダム(1993年3月)

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黒森鉱泉にて


二日目

朝6時半に、宿のおばあさんにお風呂入ってよいよと声を掛けられ、目を覚まします。
他のメンバーは入らないというので、一人で楽しんでから、朝食です。
いかにも旅館の朝食というメニューでした。
味噌汁がおいしかったです。

木賊を目指して上ります。
去年も走りましたが、分岐まではきつくないと思っていましたが、意外ときつい勾配が続きました。

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木賊峠の分岐を目指す

分岐を過ぎると、勾配はきつくなり、道も簡易舗装になり走りにくくなります。

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簡易舗装の道が続く

なんとか押さずに、しかし、休み休み上ります。
木賊平に来ると随分と傾斜が緩くなります。

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木賊

携帯電話通話エリアの看板がありました。が、auソフトバンクもダメでした。

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携帯電話通話能エリアの看板

やっとのことで木賊峠に到着しました。
いつものビュースポットには、タープを張って占拠している家族がいます。
かなり気を害しました。

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木賊

しかし、富士山は頭の先しか見えないので、なんとか我慢できましたが、いつもの場所で写真が取れなくてがっかりです。

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富士山

さて、富士山も見えないし、食事の場所も占拠されているので、木賊峠での昼食はあきらめ下ることにしました。
乙女高原へ行く案もありましたが、さらに500mは上らなければならないのと、帰りの電車が混むと思われるので、早めに下ることにし、観音峠経由で甲府を目指します。

半そででは風が冷たく、ウインドブレーカーを着る仲間もいます。

観音峠の手前で、広いところがありここで昼食にしました。
昼食をしていると、数十台ものジムニーが通っていきました。

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ランチタイム

食事を終え、下ると、観音峠の看板がありました。
初めて来たときはわからずに通り過ぎてしまったのですが、これだけ大きな看板があれば通り過ぎることはありません。

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観音峠

下っていくと12%の標識があります。きつい下りが続くわけです。

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観音峠の下り

国蝶のオオムラサキが道にいました!
久しぶりに見ることができました。

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オオムラサキ

さらに下っていくと、気温が上がっていくのがわかります。
風がさわやかなものから熱風にと変わっていきます。

道の温度計は31度。甲府に下ると33度はあるでしょう。

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31度の温度計

暑さにいじめながらも甲府駅に到着しました。
自転車を袋に入れ、切符を買い、駅前の小作でビールで乾杯。
かいじに乗ってワインを飲んでいたら、いつの間にか皆寝てしまっていました。