夜中に救急車のサイレンに起こされ、ラリー参加のメンバーに何かあったかと心配しましたが、別のグループの方でした。後で聞けば、意識を失っていたそうですが、病院に着くころには意識を取り戻されたとかで、良かったと思いました。
朝食は、なかなか種類豊富なバイキング形式。日本酒も置いてあったので、ちょっとなめてみましたがおいしいお酒でした。
これから自転車に乗らないのでしたら飲めたのに残念。
朝食後、みな自分の自転車を庭に並べ始めます。人の自転車を見るのはなかなか新鮮で楽しいです。
テレビでは濃霧注意報が出ています。雨でなく幸いです。
9時に集合写真をとり、我々が1番最初で出発です。
幹事さんたちに見送られ、というより、宿の前の坂がきつく押し歩いていると、さんざん罵声(?)を浴びさせられました・・
車坂峠との分岐で、車坂峠を越えるという荒川さんとここでお別れです。
残ったメンバーは、1200m林道を目指します。
1000m林道から水出林道を通って、1200m林道まで登っていきます。
水出林道は、台風の風で落ちたと思われる栗が無数に道の上に。また、枝葉も落ちていて走るのに気を使いました。
高度を上げるにつれ、展望が開けるところがありましたが、まだ霧が濃くあまりよく見ることはできませんでした。
ようやく1200m林道まで登ってきました。
ここで、菱野温泉に戻るという二人と別れます。二人は西へ行き、下るそうです。
二人と別れ東へと向かいました。すると、倒木が現れます。何とか隙間をすり抜けることができました。
こんなところもありました。
前回来た時のランチスポットにあった白樺も倒れていました。
その後も倒木を何とかクリアしていきました。
このころになると、倒木を見るたびに、もう引き返さなければならないか・・という考えが脳裏をかすめます。
数多くの倒木を乗り越えている途中、道端の砂地に足跡を見つけました。
偶蹄目の動物。たぶん鹿でしょう。
倒木はまだ続きます。
しばらく行くと、霧も晴れ、浅間山が顔を出してくれました。
崖の土留め工事をしているところがありましたが、ここを越えると倒木もきれいに処理されてきました。
空は晴れ、道も安心して走れるようになり、ほっとしました。
濁川までやってきました。 相変わらずのにごった川です。
分岐で宿に戻るという栗原さんt別れました。
我々は、ランチとしました。
食事を終え、さらに東へ向かいます。
台風の爪痕はあちらこちらで見ることができました。
この写真をとったところの先で、1200mから千ヶ滝へと下っていきます。
一旦中軽井沢まで行くと、伊東さんに、まだ時間があるので離山に登りたいと頼まれました。
この時2時まえ。3時には頂上に着けると踏んで、了承しました。
山道は状況がわからないので、林道で上ることにしました。
林道は勾配が急なので、押していきます。
今日は時間がないので、階段の始まるところに自転車を置いて、歩いて登っていくことにしました。
頂上に到着しました。
雲もすっかりなくなり、浅間山がきれいに見えました。
お茶をして、しばらくのんびりし、3時半に下り始めました。