自転車業界で知らない人はいないであろう、鳥山新一さんが5月19日に心臓疾患でご逝去されました。享年102歳。合掌。
実用車や英国風の自転車しかなかった日本に、フランスの自転車を持ち込んだり、スポーツとしての自転車を普及したりと、スポーツとしての自転車の礎を築いた方でした。
私は数回しかお会いしたことがありませんが、自転車を始めたばかりの時に、氏の描かれた自転車辞典で勉強したことは記憶に新しいことです。
小池さんが、追悼ランを企画している話を耳にして参加することにしました。
小池さんのWEBに要綱が書かれていたのですが、いわく「なんとなく深大寺に昼過ぎに集合」「ただひとつ、各自がフロントフォークの左側に黒いテープを貼って、鳥山先生のことを思えばそれでよい」だそうです。
深大寺のお蕎麦屋さんは混むと思い、われら5名は、野川のコンビニで弁当を買って、調布飛行場を望む丘の上で思い思い弁当を食べることにしました。
結構のんびりして時計を見ると、12時半になっていたので慌てて出発の準備をしていたら、深大寺組から電話があり、あちらはあちらで大沢の水車を目指して出発とのこと。水車で待ち合わせとしました。
飛行場から水車まではあっという間。
水車について一行を待ちます。
しばらくすると、怪しい一団(?)が向かってきているのが見えました。
人数からいって深大寺組でしょう。
深大寺組が到着し、野川公園まで走るのかと思いきや、ここで歓談が始まりました。
皆思い思いの自転車できてますので、それぞれの自転車の話題で盛り上がります。
カーバイドランプの自転車もありました。
2時間ほどして、今度は野川公園へ
野川公園で一休み。
数百mしか走っていません。
そして、再び歓談。
日が暮れる前に帰りたい我々は、30分ほどお付き合いして帰路に着きます。
その際、ムゼオカンパニョーロに立ち寄ったところ、怪しい人たちが(笑)
お邪魔しちゃ悪いので早々に退散しました。
走ったのは20kmほどでしたが、濃い一日でした。