地図を見ていたら、遠野という地名があり、それほど遠くもないので行ってみることにしました。
いわき〜内郷と線路沿いに走り、その後遠野方面へ向かうと最初に目に付いたのがこの看板。石炭発見の地とありますが、英語の説明を見るといわきで初めて石炭が見つかったところのようです。
湯ノ岳に登る坂道との分岐。レーサーのおじさんが休んでいたので私も小休止。いろいろ話していたら、おじさんも若いころはキャンピングをしていたり、担ぎをしていたとか。ＡＬＰＳのクライマーも持っていたのに手放してしまったそうです。
休んでいる間もレーサーが上って来ます。またどこかで会えるのを楽しみに別の方向へ。
坂を上っていると、犬がほえてきます。鎖につながれていて良かった。どこか愛嬌のある犬でした。
ピークを過ぎくだりになると、こんな看板。１３％なんてのぼりじゃなくて良かった。
急坂の途中に山門があり、記念撮影。
御斉所街道に突き当たったところにあるなんだか気になる看板。残念。今日は休みでした。
坂を上っていくと、がけが崩れています。昨年の４月１１日の地震だそうです。だいぶ復旧が進んでいるとはいえ、ところどころ傷跡が残っています。
遠野に入って一番最初に目につたのが饅頭屋さん。頻繁に買いに来るので私もつい。峠で食べようっと！ いろいろな種類があり、ひとつ８０円ぐらいからとリーズナブルな価格でした。
御斉所街道は車の通行も多かったのですが、入遠野へと分岐すると車はぐんと減ります。まわりものどかな景色へと変わります。
ただ、勾配は結構きつい。先ほどの１３％はないですが、８％という看板が挑発してきます。今日はスポルティーフですのでインナーが大きめですので、かなりきついです。
遠野トンネルの手前で旧道へと折れます。
メインの通りから離れると、舗装はされているのですが、あまり整備されていないらしく、道は荒れています。地震のひび割れのようなところもあり、自動車はきつそうです。
道の雰囲気はとてもよく、楽しく走れます。家から自走でこんなにのどかなところに来れるなんて贅沢ですね。
最初のピークの手前に立派な石碑が。なんと、軍馬の慰霊碑でした。
ピークにて。峠の名前がないのが残念ですが、雰囲気はとても良かったです。
少し下ると、畑がありました。かえるが気持ちよさそうに鳴いていました。聞いたことない鳴き声なので何蛙かわからなかったのが残念。そういえば、御斉所街道でカジカの鳴いていました。春ですね。
山の中なのに民家がありました。地図によると霞平となっています。久しぶりに犬に追いかけられてしまいました。
次のピークを越えてようやくお昼にしました。
さっき買ったお饅頭。遠野饅頭。くるみ饅頭。味噌饅頭の３つ買ってきました。おいしかったです！
かなり急な坂を一気に下り、三和町に。大きなこいのぼりが泳いでいます。そうです、風が吹いてきました。しかも逆風。下り基調なので助かりましたが、それでもずいぶんと苦しめられました。
福島に来て初めて釣りをしている人を見ました。ようやく水がぬるんできたのでしょうか。
いわきに戻ると桜が満開でした。いわきにはあまり桜の名所がないと聞きますが、数少ない名所のひとつが、新川沿いの桜並木。たくさんの人が散歩していました。
ここまでくればもうすぐ我が家。今日は70km以上走ったことになります。
家に戻り、シャワーを浴びてから、次回はどこに行こうかと地図を眺めています。
