今年の夏は、不安定な天候に悩まされていました。
この日は、朝から良い天気でしたので、自転車を引っ張り出し、地図で見つけた、ローカル飛行場を目指します。片道約20km。
しばらくは車道を行きました。
目の前に3輪のリカンベントが。のんびり走っていたので抜いてしまいました。
ようやく、静かな道へ。
まっすぐ伸びるサイクリングロード。車道には一台の車も走っていません。
その道端に、ひっそりと佇むビアガーデン発見。
さらにその先にももう一軒。
ここはミュンヘンのビールを出しているようです。
道の突き当たりに飛行場を思わせる看板がありました。
この先は、舗装がなくなりダート道。細いタイヤではちょっと厳しい。ぬかるみ、水たまりを何とかよけながら走っていきます。
急に開けた先には、誘導灯が見えます。
丁度誘導灯の下を走るとき、上空を小型機が着陸態勢で通り過ぎていきました。
空港の表玄関に向かうべく、飛行場を回り込みます。 すると、目の前にみえてきたのは、アウトバーンの下で大きな蚤の市が開催されていました。しばらくは、自転車を引きながら物色していましたが、あまり心が動かされるようなものはありませんでした。
お昼時でしたので、小腹が空いたのでソーセージやさんでソーセージを食べることに。
XXLの看板に引きつけられてこの店を選びました。
選んだのは、特大プーテンブルスト。プーテンとは七面鳥です。60cmくらいあるソーセージを挟んだホットドッグが出てきました。あまりにも長いので2本におられていました。
これで、3ユーロでした。
蚤の市の最期にあったのが、この八百屋さん。パプリカの投げ売りをしていました。大きな袋一つで1ユーロ。
サドルバッグには入らないのであきらめました。
先に進むと、今度は飛行機学校の看板が見えてきました。いくつかあるようです。
その時、飛行場にはそぐわないふしぎな音が聞こえてきます。
なんだか模型エンジンのような音です。
柵の中に入ってみると、そこはラジコンバギーのコース。かなり過激なコースでラジコンバギーが空を舞っていました。
やっと玄関に到着。
意外と立派な飛行場でした。デュッセルドルフの文字のデザインは、デュッセルドルフの飛行場とおなじでした。
入口にJU-52の周遊飛行の宣伝がありました。
その横には、ルフトハンザのお土産ショップも出ていました。
レストランをまわるとそこには、JU-52が止まっていました。 こんなに近くで見たのは始めてです。
この日は良い天気で、レストランは賑わっていました。
さて、帰路に着きます。
面白いマークの農家が目につきました。
そこから出てきた馬のお尻には・・・
帰りの道は、畑の中を進みます。風を受けて回っている風力発電機が気持ちよさそうです。
ディックホフの風変わりな屋根が見えたら我家はもうすぐです。
今日は気持ちの良い走りが出来ました。
早く家にかえってシャワーを浴びて、ビールを飲みましょう。