震災で立ち入り禁止だった、塩屋崎灯台が３年ぶりで一般公開されました。
２週続けての大雪で、恒例の道志の新年会も中止になり、体がすっかりなまっているので自転車で行くことにしました。
鹿島街道を南下。鹿島街道は車通りも多く、少し神経を使います。
特に、交差点では後方確認しないで左折する車も多く、私を抜いてそのまま左折するので、何度もぶつかりそうになったことがあります。今回もひやりとしました。
ということで、鹿島街道から離れたときは、ほっとしました。（分岐地点の写真です）
ほとんど車の走らない裏道を進み、さらに県道４８号を突っ切って、山沿いの道を走っていきます。
川を渡ると、いきなりダートになりました。 今日は、23Cの細いタイヤですので、気を使いながら走っていきます。
しばらく走ると、アオサギとシロサギがにらめっこ？
さらに行けば、雪が融けずに残っています。
裏道の出口で、今来た道を振り返ると、こんな感じです。
小さなピークの上には、新常磐交通のいわき中央営業所の看板がありました。
こんなはずれにあるので、びっくりしました。
トンネルを越えると、やっと海が見えてきました。
豊間では、津波の爪あとがまだ残っています。
その先に、灯台が見えてきました。
海岸に立ち寄りました。 最初に目に付いたのが、この松ノ木です。
HOPEと書かれた看板に熱いものがこみ上げてきました。
防波堤の上に、ポツンと座った人がいました。 その背後には、見慣れない機材が置かれています。
声をかけると、空撮家の酒井さんでした。機材のこと、カメラのこと、色々とお話をうかがうことができました。
天気予報では11時から離陸するのに安全な海風に変わるといっているので、それを待っているとのことでした。
今日は時間もあるので、離陸するまでご一緒させていただくことにしました。
豊間の海岸には、多くのサーファーが戻ってきていて、サーフィンを楽しんでいます。
そうこうするうちに、11時は過ぎましたが、風向きは一向に変わらない。
結局豊間海岸からの離陸はあきらめ、薄磯海岸に移動するとのこと。
再会を約束して、私は灯台に向かうことにしました。
灯台に到着しました。自転車を置き、階段を上ります。
灯台への階段は、多くの人で混雑しています。
このあいだまで閑散としていた駐車場も、ほぼ満車です。皆、再オープンを待ち望んでいたんですね！
灯台からの景色は、なかなかのものです。 薄磯海岸の酒井さんを探しましたが、見つけられなかったので、風が良くなくて飛べなかったんだと思い、下りることにしました。
一旦下りて灯台を出ると、エンジン音が聞こえてきました。
上を見上げると、パラモーターが飛んでいました。あわてて灯台に駆け上がりました。
灯台の上で、しばらくは、酒井さんが優雅に飛ぶ姿に見とれていました。
無事着陸したのを見届け、灯台を下り、次の目的地を目指すことにしました。
薄磯海岸で再び酒井さんにお会いし、しばし歓談ののち、風サイクルを目指しました。
風サイクルさんで、サイクリングコースのことや最近のツーリングの話をして楽しい時間をすごすことができました。
そういえば、お昼を食べていないことに気づき、平で美味しいところを教わり、帰路に着きました。
