mayさんの自転車日記

自転車ツーリングが好きです

甥と走る (その2) 2011.10.10


離山山頂にて





この日も甥と自転車で出発。
碓氷峠でもと思ったが、甥は昨日旧軽井沢に行っているので、山岳サイクリングの醍醐味を教えるべく離山に向かうことにした。
離山の麓にはあっという間に到着。しばらくは頑張って乗って行ったが、すぐにギブアップ。
ずっと押していく。途中、レンタサイクルで頑張っている女性二人に出くわす。休憩中だったので、挨拶して先へ。




登山道入り口には9月27日に山頂に熊が出たと書かれており、熊よけの鈴を持って来なかったことに後悔するが、自転車ががちゃがちゃ音をたてるからと自分を納得させ先を目指す。





登山道に入ると焼石(溶岩のことを軽井沢の人はこのように言うらしい)を敷き詰めた道。
乗るのはとっくに諦め、押していく。














年齢差は30歳以上のふたりは、やはりもくもくと押していく。
なんとか頂上下へ。ここからは山道になり階段もあり、押し担ぎが始まる。
これも甥にとっては初体験。
良く文句も言わずに付き合ってくれたものだ。




久しぶりに着いた頂上。
浅間山が迎えてくれた!
感動した。




しかし、まもなく頂上には10人以上の人が集まりかなり賑やかに。
コーヒーを入れながら静かになるのを待つ。

静かになり、記念撮影をしてから下りだす。
反対側に下ればよいが、かなり急だったのを覚えているので、一旦元きた道を引き返し、頂上下にある周遊道を走り反対側にある木道を目指す。









木道はやはりところどころ崩れており、押したり担いだりの繰り返し。
木道が切れると山道に。
ほとんど押して歩く。
途中、一組に出会っただけで、こちらの登山道は殆ど使われていないことがわかる。
登山道の脇は、イノシシが掘ったあとが続き、イノシシが増えていることを容易に想像させる。イノシシには出くわすこともなく、ようやく市村記念館に到着。

ほとんど乗らなかった事に対し、甥は文句を言うどころか、楽しかったと喜んでくれた。
素質あり、だ。