天気がよく楽しく走れそうということで、以前より暖めていたプラン、大久川ぞいに上るコースを走ることにしました。
いわき駅から国道６号を行くと、
東京から206km地点の標識がありました。
草野駅の先でいわき浪江線に入ります。
跨線橋からの景色です。
のどかな景色です。
さらに行くと、多くの人が集まっていました。
何していたのかな？
いわき四ツ倉インターを越えると車も減り、
のんびりと走れます。
道はアップダウンを繰り前します。
梅がほころび始めていました。
池があり、つり好きの虫が・・
しかし、誰も釣りしていませんでした。
アップダウンに苦しめられ、思ったより
時間がかかってようやく林道入り口に。
福島県の保存樹だそうです。
林道入り口は、お決まりの通行止め。
実は天気も悪くなり、雪が舞いだしたので
引き返そうと思ったのですが、せっかく
ここまできたのでもう少しがんばることに。
それまで舗装だった道はダートになります。
右手は三森渓谷の深い谷が気分を盛り上げて
くれます。
小雪は、ずっと舞っています。
しばらく行くと、なんと道が真っ白に。
５ｃｍほど積もっています。
先を見ると、ずっと真っ白。
行く手の山は雪が降っているし、やむ気配も
ありません。あと、標高で３００ｍ昇らないと
いけない上、比較的軽装だったので、残念ですが
引き返すことにしました。
途中で昼を食べていたら、スニーカーのトレッキング
２人組。やめたほうがいいよといったのですが
「せっかっく来たので」と三森山に向かいました。
同じ道を引き返すのも面白くないので、海岸にでる
ことにしました。
大久川ぞいに下っていくと、なにやらいわくつきの
看板が。フタバスズキリュウ発見地だそうです。
以前、鉄腕ＤＡＳＨかなにかのＴＶ番組で川で化石を
探していたのを覚えていますが、このあたりだったの
かも。知れません
もうしばらく下ると、巨大なフタバスズキリュウが
迎えてくれます。
さて、まもなく海岸線というときに傾いてしまった
橋げたがありました。
このときは、不覚にもなぜだか気づきませんでした。
その直後です。
多くの車が海岸線に集まっています。
まわりは家の土台だけの景色。
そう、今日は３月１１日。
本当にうかつでした。
家のあったところで記念撮影をしている人もいました。
多くの人があつまり、花供養をしていました。
取材も・・
何もできず、無力感を感じ、その場を立ち去りました。
この日は風も強く海は荒れていました。
波立の鳥居が波に洗われていました。
四ツ倉の道の駅も津波の被害にあいましたが今は
仮説店舗で営業していました。
（左の白いテントがそうです）
弔いのためか、無数の凧が空を舞っていました。
遠くに塩谷崎灯台が見えます。
この後、夏井川のサイクリングロードを通り家に
戻りました。
不可抗力とはいえ、もう少しコースを考えるべき
だったと反省しました。
