バイク乗りの知人に、湯の岳パノラマラインの先にあまり車の来ないところがあるので行ってみたら地震で2mの段差ができていて引き換えしてきた、と話していたので、段差を見に行こうと思い立ちました。
東北も梅雨が開け暑い毎日が続いています。そこで、朝6時に走り出し、暑くなる前にピークへ行くことにしました。また、林の中を走るであろう西からのぼれば涼しそうだし、もし、断層で戻ることになっても下りなので問題ないと判断しました。
いわき市美術館。
今ちょうどホノルル美術館所蔵の北斎が来ています。
来週、見に行くつもりです。
弥勒沢への分岐付近に木の橋がかかっています。
その先の山は崩れた後がくっきり。地震と台風の爪あとと思われます。
湯の岳PAに向かう道に折れると、きつい坂が待っています。
その道の途中、地層がくっきり出ているところがあり写真休憩。
パノラマラインとの分岐です。西ルートを取るために、石川方面に進みます。前回も走ったところですのでこの先にまだのぼりがあることを思い出し、しばし休憩。
ここに降りてくるのは何時間後でしょうか。
今回もしっかりほえられました。
法海寺手前の坂。13%は上りたくないです。
御斉所街道にぶつかると、豆腐屋さん。
一度は食べてみたいけど、前回と同じ今日は日曜日で閉まっていました。
車通りの多い御斉所街道をわずかに走ると、右手に藤波神社に見えてきます。
この先を右折しいよいよ湯ノ岳に上る道へと入ります。
川沿いに上る道はそれほどきつくなく快適に上れます。
なかなかりっぱな門構えの家がありました。
門に使っている石が立派です。
川向こうから上ってきた道と合流後、水の音が聞こえてきました。
道端を見ると面白い形の水場がありました。
ここでタオルを浸し、先を目指します。
最後の分岐です。地図をみるとこの先から九十九折れが始まります。
そうそう、久しぶりに通行止めの看板がありませんでした。
九十九折れの途中、小規模な土石流の跡がありました。
道は小さな石で埋まっています。
その先は小さながけ崩れがありました。
もちろん自転車は問題なく通れますが、車は通れません。
本来通行止めの状況です。
この後も道路上に台風の被害と思しき石や木が落ちておりましたが、自転車には問題ありません。
上から歩いてきている人に会いました。
地元の人で毎週歩いているそうです。
この先は崩れているところがないそうで、楽しみにしていた2mの断層はいずこへ??
結局跡も分かりませんでした。
ここまで蜘蛛の巣を払いながら上ってきたので、この後は蜘蛛の巣に悩まされることはないとお互い話しながら別方向へと進みました。
山道がありました。結構整備されていそうです。
オニヤンマが羽を休めていました。
パノラマラインに合流しました。
合流点には、通行止めの柵がしっかりありました。
ようやく景色が開けました。
ここには宿があったようですが、今は廃屋になっていました。
それとは別に人が住んでいる家もありました。
ピークを越えてすぐに、道が崩れていました。
補修中です。横を車が通れるようになっているので事なきを得ました。
下りはパノラマラインというだけあって、見晴らしの利くところがあります。
今日は湿気が高くもやっていてはっきり見れないのが残念でした。
秋に来たらきれいに見えそうです。
9%勾配の看板が。
その向こうから上ってくるレーサーがいます。
ここはレーサーのトレーニングコースなのでこの日も何台も見かけました。
2時間半前に撮影した場所に到着。
今度は湯本方面に下ります。
国道6号沿いにある石炭・化石館。面白い建物です。
結構面白いという話ですが、行ったことがないです。
機会があれば行ってみようと思います。
せっかくなので湯本の駅に立ち寄ってみました。
近くにはさこはの湯という220円で入れる温泉があります。
ここも行ってみたいところです。
歩道橋をわたったので、湯本駅を裏から撮ってみました。
10:15
湯本からは国道をさけ、21世紀の森公園の横を通る道を選びました。
日陰もなくのぼりもきつくつらかったです。
しかし、上りきった後のくだりの道は快適でした。
鹿島街道にでてそのままいわきの駅へ。11時前には到着できました。