今年もすりばち荘の忘年会となりました。
ようやく東京に戻れたので、帰りは秩父に出ようかよ計画していましたが、日曜の夜に広島に行かなければならず、今年も車での参加になりました。
宿に車を置いて、林道八倉線で、御荷鉾スーパー林道の八倉峠へとあがり、西へ少し走り、時間があれば塩ノ沢峠、無ければ桧沢峠から下るという周回ルートを計画しました。桧沢からの下りは昨年とは逆コースになります。
さて、宿に着くと、堀越さん、中川さんがすでに車を置いていました。
予定より少し遅れて、出発。尾附(おづく)から、林道八倉線に入り、峠を目指します。
印象的な上州の切り立った岩を見ながら、橋倉川に沿って走り始めます。
しかしながら、急にきつい坂が現れました! 13%とは。もちろん、押していくことにします。
橋倉の集落に到着。さび付いた半鐘が印象的でした。目を上に転ずるとガードレールが見えます。
あれを上っていくのか、否、押していくのか・・
傍らを郵便屋さんのカブが抜いていきました。
さて、コーナーを回ると景色が一変しました。ついに雪がうっすらと積もっている道。
積雪は5mmほどだったので、滑ったりせずに上っていくことができ、一安心。
八倉の集落に入ると、桜の花が咲いていました。 心が休まります。
八倉の集落の道が、これがまた険しい。押して歩くのも難儀です。
八倉を過ぎ、また、雪の残る道を登っていきます。
途中でなにやらオブジェのようなものがありました。
平成24年製の「コンクリート谷止」だそうです。
再び雪道を登っていきます。
ようやく、林道七久保橋倉線との合流地点が見えてきました。
いよいよ八倉峠まであと200mほどのがんばりです。
ところが、ここで天気が急変します。 雪が降ってきたかと思うと、風が強まり吹雪のような状態になってしまいました。
来年もあることなので、素直に林道七久保橋倉線を下ることにしました。
風も冷たく、指先が凍りつきました。
下りだすと徐々に天気は回復していきます。しかし、寒さは変わりません。
一度大きく上り返し、また下ります。林道唐沢線入り口がありました。ダートの楽しそうな道です。
これも次回にとっておくことにします。
開けたところにでました
この勾配の標識。ちょっとめには120%に読めてしまい、一瞬ギョッとなりました。
下界まで降りてきました。穏やかな天気で先ほどの大荒れの天気がうそのようです。
恐竜センターの桜は3分咲きでした。
宿に着き、久しぶりに会った人と談話したり、冷え切った体を温泉で温めたり。
お誘いした、会津の栗原さんも無事到着されました。遠路はるばるご苦労様でした。
食事後も宴は続きました。
翌日、6時前に起床。朝風呂に入り、まだ寝静まっている皆さんに挨拶することなく、広島に向かうべく一人出発しました。
朝日を浴びる山を見ると、こんな良い天気なのに車で東京へ向かうのが切なくなりました。
来年こそは、二日とも走るぞ、と、誓った瞬間でもありました。