ぽかぽか陽気に誘われて、カーサイクリング。
嬬恋の種苗管理センターに車を置きました。
ウィルスフリーの馬鈴薯っていったいどんなの？という疑問を胸に走り出します。
勾配はかなりきつく、それでもヒロセ号は上っていきます。
しばらく行くと、路肩に雪が残っているところがありました。
車通行止めの看板です。
これで、自転車の天下だとほくそ笑みました。
ここからいよいよダートです。
峠まで6.6kmというところでしょうか。
かなりの部分は乗っていきましたが、比較的最近撒いたと思われる子砂利が浮いていて空転してしまったり。
この写真はセルフで撮ったので、押していますが、実際にも乗ったり押し歩いたりを繰り返しました。
このあたりでは、鶯も鳴いており、本当に穏やかな春を感じさせました。
しかし、だんだんと路肩の雪が目に付くようになります。
林道群馬坂線との分岐です。
これを左に行くとシャクナゲ園に行けます。
右が車坂峠です。
分岐の先、これから向かう車坂峠への道。
路肩には少し雪があるのですが、深刻ではありません。
しかしながら、この先のカーブを曲がったとたん、道は、雪で覆われていました。
それでもしばらくは雪の少ないところを自転車を押しながら進んだのですが急に雪が深くなりだしました。
今回は雪道の想定をしていなかったので、スパッツもなく、靴も普通のスニーカーと、装備不足を嘆くも後の祭り。
ウェアはそれなりに持ってきていただけに残念。
ここであきらめて引き返す決断をしました。
峠まであとちょっとだったのですが、仕方ありません。
この段階で雪はこんな感じ。せっかくのシクロランドナーもこれではどうにもこうにも。
先ほどの分岐まで引き返し、陽だまりにて、コーヒーとおやつで小休憩。
風もだんだん強くなり、引き返して正解と、自分をなだめます。
この後は、急勾配でバラスの浮いたダートをスリリングに車のところまで戻りました。
峠は越えることはできませんでしたが、本当に気持ちが良かったです。
